no.008
長澤伸穂
Nobuho Nagasawa
size
1230φmm(7 pieces total)
material
cast iron
ツリーサークル tree grates
トンボヒコーキのメッセージ
Dragonfly + Airplane = Dragonplane
長澤伸穂は大地のなかで土を建物のようにもりあげ野焼きした作品を以前つくりました。それ以来、つくられる場所のもっている特性や時間的なものにこだわってきているようです。この地域に幼い頃住んでいた記憶としてのトンボと日本で最初の飛行場があり、米軍の基地でもあった立川の歴史と組み合わせて、飛行場でトンボが変化していく形をつくったのです。
長澤伸穂/日本
Nobuho Nagasawa/Japan
1960 -
1960年東京生まれ。日本の高校を卒業後、オランダ国立芸術アカデミー、ベルリン芸術大学、カリフォルニア・インスティテュート・オブ・ディ・アーツで、国際的な美術教育を受ける。カリフォルニア大学サンタクルーズ校での教職を経て、2001年からニューヨーク州立大学ストーニーブルック校教授、同大学院ディレクターに就任。世界各地でパブリック・アートやインスタレーションを手がけるようになる。場所の地域性、気候、風土、歴史をリサーチし、その場にしかない作品をつくることを得意としており、アラブ首長国連邦やバングラデシュ、越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭などの国内外の国際展にも参加し、精力的な制作活動を続けている。